・起業する前に無料セミナーで勉強しておいた方が良いの?
・販路拡大って、具体的にどういうものなの?
・オンラインが大事と聞いたけど、どんな発信をしたほうが良いの?
筆者が実際にセミナーを受講して、学んだことをお伝えします。
読んでいただければ、販路拡大の必要性を理解できると思います。
■本記事の内容
・起業する前に勉強しておくべき理由
・新規創業セミナー(販路拡大)について
・オンラインでの販路拡大の方法について
■本記事の作者(こんな人が書いています)
販路拡大は事業で最も大事な部分です。
どれだけ良い物を販売していても、知ってもらえなければ売上がでません。
また今の時代はネットを活用した販路拡大が主流ですので、
ホームページや各SNSの特徴などを説明していきます。
オンラインと聞くと取っつきにくいと思われるかもしれません。
実際簡単ではありませんが、事業には必ず必要になるスキルです。
不安があれば何度も読み返してみてください。
販路拡大について正しい知識を持つことは、必ずあなたの財産になるはずです。
起業する前に勉強しておくべき理由
私は市町村の無料セミナーに参加し『経営・販路拡大・人材育成・財務』と、
起業に必要な4つの事を勉強しました。
特に今回の販路拡大については、
事業を継続していくうえで最も大事な部分です。
起業前に基本を知っているのと知らないのとでは、
剣を持ったことないのに戦いに行くようなものです。
せめて実践はないけど、剣を握って素振りをしたことがあれば、
戦いに行く前に戦い方を考える事ができます。
私はこのセミナーを受ける前は、すぐに起業しようと思ってましたが、
無知は怖いと知り、事業の戦術を練る時間をとる事ができました。
焦って事業をする必要はないです。
自分の中で今だと思えるタイミングがベストの起業タイミングです。
先ずは戦い方を覚えないと、すぐやられちゃうモグ!
この記事を読んで自信をつけるモグ!
セミナー概要
私が受けたセミナーでは、法人のマーケティング担当が講師でした。
事業の最初からデジタルを活用し様々な変化に対応できるようにしよう。
という事で、DXやオンラインの活用方法などを細かく教えて頂きました。
法人だから、商品やサービスの売り込みが多いのかなぁ・・・
と思ったら、全然そんなことはなくて、むしろ好感触でした!
市町村のセミナーなので、あまり派手なことはできなかったのかもしれませんね 笑
販路拡大とは
販路拡大とは、
多くの人に商品を広めて購入してもらう事モグ!
例えば、あるお店が地域の人たちに商品を売っているとします。
しかし商品はとても良いのに、他の地域の人たちは知らないので買ってくれません。
これはお店が買う機会を提供できていないのです。
その為、お店は広告を出したり、インターネットで商品を販売したりすることで、
他の地域の人たちにも知ってもらえるようにします。
そうする事で、多くの人がお店の商品を買ってくれるかもしれません。
また、販路拡大には新しい商品を作ることも含まれます。
例えば、お店が新しいおもちゃを作って販売すると、
子どもたちにも知られて人気が出るかもしれません。
販路拡大をすることで、
会社やお店は多くの人に知られ、多くの人に商品を買ってもらうことができます。
それによって会社やお店の成長や利益の増加が期待できます。
自分の商品を知ってもらえないと、
買ってもらえるわけないですもんね。
もう一度言いますが、
販路拡大とは、
多くの人に商品を広めて購入してもらう事です。
オンラインでの販路拡大について
オンライン活用の必要性
さて、あなたは〇〇を買いたい!と思ったら、どうしますか?
さて、あぽまる君。
君は掃除機を買いたい!と思ったらどうするモグ?
そうですねー。お店に見に行くかもしれないですけど、
まずはスマホでお勧め掃除機を調べますね。
そう言うと思ったモグ!
大部分の人はスマホを取り出してウェブで調べ始めるモグね!
何かを買いたいと思ったら、事前にウェブで調べると答えた人の割合は・・・
70.7%モグ
(当てはまる+やや当てはまる)
これは若い世代だけでなく、18~69歳までの10000人から統計をとっています。
実際に自分も、〇〇〇電気に行ったときに、
『おっ!これ欲しいな』と思ったら、
その場でスマホを出して価格検索をします。
その際にウェブの方が数千円安くて、
何日かは待っても大丈夫と思うものは、ウェブで購入しています。
〇〇〇電気は痛手ですが、
ウェブに商品を掲載していたお店はこれで売上がでます。
もし掲載していなかったら、
お客さんに知ってもらうことができないので売れません。
まさしくこれがオンライン活用の必要性です。
なるほどー。これが最初に言っていた、
知ってもらえなければ買ってもらえない。っていうやつですね!
オンラインはスマホが対象だと考えよう!
今日は何か食べに行こう!と思ったときに、みんなどのように探しているのか。
そうです!スマホです!
年代別の飲食店の探し方でスマホを使用する割合は、以下の通りモグ!
10代:86.5%
20代:85.8%
30代:89.4%
40代:81.0%
すごい数値ですね!
たしかにソファで寝っ転がっていても調べられるし、
やっぱりスマホの時代ですね。
やはり気になった時にすぐに調べられる。というのが理由ですね。
PCでの検索を重視するよりも、
時代に合わせてスマホでの検索を中心に考えていきましょう。
消費行動の特徴とは
消費行動の特徴として、
従来は『段階的で、時間をかけて醸成される』というのが一般的でした。
最近増えてきているのは『認知から購入まで一気に進む』というものです。
①24時間いつでも、どこでも買い物ができる環境
②情報が多く、合理的な判断が難しく直感的な購買が増えた
③衝動買いとは違い、日用品でも起こりえる
24時間探る事ができるので、あれは?これは?と、
徐々に意思を固めて更に探っていく。という消費行動の特徴があります。
探ったり、固めたりを繰り返しながら意思を固めていく、これを
バタフライサーキットというモグ
発信内容の作り方
探ったり・固めたりするときのモチベーションは、8つに分類されるモグ。
これを意識してアピールしていく事が有効な手段になるモグ!
■探る : 気持ちに寄り添うような表現が効果的
気晴らしさせて : 共感したい情報収集を楽しみたい
学ばせて : 新たな知識が欲しい
みんなの教えて : みんなの感想聞かせて
にんまりさせて : 人より詳しくなりたい
■固める : 具体的、How to的な訴求が効果的
納得させて : 価値・機能を確かめたい
解決させて : 課題が解決できるのか
心づもりさせて : がっかりしたくない
答え合せさせて : 選択が正しいと安心したい
目に留まり、興味を持ってもらうには
8つのモチベーションに合わせて発信内容を考える事が大事です。
気持ちに寄り添った広告 ⇒ 探る
詳細な商品情報や使い方 ⇒ 固める
レビューページ ⇒ 探る+固める
皆さんもアピールするときは、
この8つを意識してみてください!
瞬間的な消費を促そう
もう一つ大事なことがあるモグ。
それは購入者の直感センサーをくすぐるフレーズを盛り込むことモグ!
情報が多くなりすぎて、
実は合理的な理由のない直感的な買い物が増えています。
その購入者の直感センサーをくすぐる6つのカテゴリーがあります。
①Safety:より安心安全なもの
オーガニック、国産使用、〇〇認定取得
②For me:自分にぴったりだと思うもの
〇〇な方におすすめ、肌の変化が気になってきた方へ
③Cost save:お得なもの
送料無料、サンプル付きセットでお得
④Follow:売れているもの、第三者が推奨するもの
レビューページ、〇〇さんも使用!、インフルエンサーがPR
⑤Adventure:知らなかった、興味をそそる
新商品ページ、商品開発ストーリー
⑥Power save:買い物の労力を減らせること
〇〇Payと連携、店舗で買ってもECサイトで履歴に残る
あー、たしかに!
ウェブだとこのフレーズがあふれかえっていますよね!
実際、僕も送料無料とかレビューとか気にしてますね。
この6つについてもウェブ上でアピールしなければ、
購買に繋がりにくく他の事業者にお客さんを奪われてしまうモグ・・・
8つのモチベーション、直感センサーをくすぐる6つの項目・・・
正直考える事が多すぎじゃないですか??
気持ちは分かるけど、事業というのはそんなもんモグ。
自分もこれなら買っても良いかも!と思えるようなアピールをする事が大事モグ!
バタフライサーキット中のお客さんの直感センサーをくすぐり購入してもらう。
これが基本的にオンラインでの発信方法です。
ホームページの役割
あぽまる君、
ホームページの役割は何だと思うモグ?
ホームページは会社の概要とか問い合わせ先が、
ウェブ上で見られるやつですよね?
住所とか従業員数とか載ってたりします。
間違いではないけど、あぽまる君は古い人間モグね。
少し昔はそんなホームページばかりだったけど、
今のホームページはこんな感じで多岐に渡るモグ。
- 会社・特徴紹介
- EC(支払い)
- 予約
- チャット
- 資料DL
- SNS連携
なるほどSNSとかも色々な企業が実施してますもんね。
たしかに住所とかだけだと勿体ない気がしますね。
(・・・ちょっと馬鹿にされた感じあるけど)
ホームページは上記のように掲載することが沢山あります。
そうなると専門的な知識はもちろん、
維持する時間・人手不足が問題になってきます。
その結果・・・中小企業の75%はホームページの更新をしていない。
という実情があります。
更に苦労してホームページを作っても、検索してもらえず見てもらえない・・・
なんて言うことも日常茶飯事モグ。
それは辛すぎますね・・・
75%が途中で投げ出すのも分かります。
そこで今回注目したいのが、SNSモグ
企業のホームページを頻繁にみる人は少ないです。
そこで能動的にアプローチしていくためには、
日常的に目にするであろうSNSの活用が有効です。
SNSを日常的に投稿し、多くの人の目に触れてもらい、
ホームページで重要な情報の更新やEC、問い合わせなどを行っていきましょう。
・ホームページの維持・管理は計画を練って運用していく必要がある。
・受動的ではなく、SNSを利用して能動的なアプローチを実施しよう。
各SNSの特徴
SNSは種類がいっぱいあるモグ。
それぞれに特徴があるので、自分の事業に合うものを選ぶモグ。
先ずはTwitteモグ。
匿名アカウントが多く炎上も起きやすいので対策はしっかりと、
キャラクターが強い企業と相性が良いモグ。
- 利用者は20-30代が中心
- 140文字の制限 ⇒ 思いついたことを呟く
- リアルタイムに起きていることについて投稿する
- カジュアルなノリが好まれる
- ハッシュタグ文化
- 拡散性が高い
- 関連性の高い投稿順表示仕組みが導入されたが時系列も可
次はFacebookモグ。
企業がまずSNSを始めるのに最適と言われているモグ。
- 利用者は30-40代男性が中心
- 文字+写真/動画
- 実名で登録するため炎上は少ない
- フォーマルな場所
- 関連性の高い投稿から表示される仕組み
- 自分の友達がいいねした投稿が流れてくることもある
お次はInstagramモグ。
BtoC向け、アパレル、雑貨、飲食、化粧品と相性が良いモグ。
写真のクオリティが求められるのでハードルが高めモグ。
- 利用者は10-40代女性が中心
- 写真/動画がメイン(一緒に文章も投稿できる)
- 基本美しい写真が好まれるが最近は日常的な投稿も増えた
- 世界観が重要
- ハッシュタグで検索
- 拡散性は低い
- 関連性の高い投稿順に表示される仕組み
最後はTikTokモグ!
特に視聴履歴・再生時間に基づくお勧め機能が強く
最後まで見てもらう工夫が必要モグ。
■Tik Tok
- 利用者は10-20代が中心
- ショート動画がメイン
- 広告であっても、ユーザーの好感度が高い傾向
- 特にトレンドの移り変わりが激しいSNS
- 視聴履歴に基づいたオススメ機能
- 如何に最後まで見てもらえるかが重要
まとめ
販路拡大は事業を始めるためには、知っておきたい知識です。
市町村で販路拡大の無料セミナーが開催されていれば、
是非参加してみてください。
販路拡大で大事なことは、
SNSを利用して、6つの直感センサーをくすぐるようなアピールをすることです。
但し、必ずしも全てがこの方法でうまくいくわけではありません。
習ったことをやるだけでは、
失敗した時に何を改善すればよいか迷ってしまいます。
大事なのはお客様が何を考えているのか、
自分なりに考えてみる事です。
次回は人材育成(雇用)について、ご説明します。
事業を大きくする為には、自分1人の力では難しいです。
頼もしい仲間を得るためにも、是非目を通してみてください!
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